兵庫県淡路市の小児科・アレルギー科・内科 うえむら小児科内科クリニック

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今週のホワイトボードから  「子宮頸がんワクチンを接種し損ねた方は早めに


  子宮頸がんはヒトパピローマウイルスよって起こるがんで性行為感染症と考えられています。子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種(接種し損ねた世代の救助策)は2025年3月末で終了します。接種し損ねた方への公費で接種できる期限です。対象は1997年4月2日~2008年4月1日生まれの女性です。ここに至るまで色々ありましたが、マスコミの報道の偏重、データの隠蔽、ノーベル賞の本庶佑氏の怒りなどいわく因縁付の予防接種ですが、日本では世界にかなり遅れてますがようやく接種ができるレベルになってきてほっとしています。しかしまだキャッチアップ接種も接種率が低く日本は子宮頸がん後進国です。ヒトパピローマウイルスを女性にうつす元になる男性にも接種している国もあります。日本では年間1万人が罹患し3000人が亡くなる病気で、年齢的に20代30代という若いお母さん世代のがんです。早めにアクションを!

過去のホワイトボードから大切な話題をピックアップ

                  「
気管支喘息の呼気ガス一酸化窒素濃度による管理

 血圧の高い方は血圧を測定し、治療方針を考慮しますね。血圧を測らないで薬を出すことはありません。さて喘息はどうでしょうか?高血圧症の方の血圧測定に相当する検査が今までなかったのです。呼気ガス一酸化窒素濃度(FeNO)という検査が高血圧の血圧測定に相当する検査です。当院では7年前から導入し、淡路島では当院と県立淡路医療センターで稼働しています。この検査と臨床症状および所見でまず喘息かどうかを見極めます。喘息と判断したなら吸入ステロイドが必要かどうかみていきます。FeNOが高値であれば飲み薬は効かず、吸入ステロイドを選択します。吸入ステロイドを使ったなら、治療で症状が良くなりFeNOが低下するのを確認していきます。治療安定期になった患者さんが急にFeNOが高値になることがあります。その多くは吸入ステロイドを怠っているか、吸入テクニックが悪くなっている時(治療に慣れれば吸入テクニックも低下することが殆どです)です。気付いて是正すれば多くは容易く正常化します。もしFeNO 測定しなければ気が付かず、症状が出現してはじめて悪化の認識ができます。当院では大人は勿論、5歳以上のこどもに積極的に測定し、診断および適切な薬を決定し、症状やFeNOが安定化すれば減量中止しています。実際喘息薬を中止できる方も多くなっています。